いなずまササラハバキ

岡崎体育に首ったけ

コネクト、ワイヤード

近所の寺の入り口沿いの道路を歩いていたら、誰かが頭を撃ち抜かれて髄液が飛び散った跡みたいな物体が地面いっぱいに広がっていて、「怖っ」と思っていたんですけど

あれがいわゆるキンモクセイってやつらしいですね。
 
 
 
実家の近所はキンモクセイを植える風習が(多分)なかったし、"なんかたまに歌詞に出てくるやつ"くらいの認識しかなかった。
キンモクセイってあんな派手に散るんですね。
そもそも、そこら辺の住宅街に生えてるようなタイプの植物だったんですね。
 
なんか知らんけどヒガンバナとごっちゃになってて、勝手に「見たら死ぬ」と思ってた。
しかも別に「ヒガンバナを見たら死ぬ」って言説があるわけでもないし。
 
さらに言うと、髄液は透明無色らしい。
もう何もかも全部間違えてた。
 

宇田川ルサンチマン

私は大学時代に3年ほど、地元の喫茶店でアルバイトをしていた。ポジションはホール係で、お客様の元までコーヒーを持っていったり、「2名様禁煙席でお待ちでーす」と喚きながらテーブルを拭く仕事だ。
 
神社やら競馬場やらパチンコ屋が近い土地柄も相まって、アルバイト先の客層は地元のジジババ、もといご年配の方がメインだ。それほど地価が高いエリアでもないので、なんて言うかまあ、そこそこジジババ感の強いお客様が多かった。
 
お会計の時に「コーヒーだけで600円もするのね!高いわあ〜もう来ないわよ!」と言いながらスタンプカード(既に3,4個のスタンプが押されていた)を出してくるオバサマやら、
すでに他所で飲んでからベロベロになって入ってきて「ここビールないの?!」とか聞いてくるオジサマやらは、日常的な光景だった。